ライターが綴るGRAVITA訪問日記(14)

ライターのGRAVITA訪問日記

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ホームページ運営をお手伝いすることになった私、「はまこ」。
ソファや家具については素人の私が、GRAVITAを訪問し、
気になったこと、勉強になったこと、感動したことなどを記録していきます。 
 
 2014年6月17日
 
 
GRAVITAのソファは、すべての自社製造。
工場は、木工、ウレタン加工など工程ごとにいくつかの部屋に分かれています。
 
その中の一つ、裁断の作業場をのぞいてみました。
 
ソファ用のクッションカバーを作るため、生地を型紙に合わせて切っています。
型紙を“文鎮”のようなものでしっかりと固定したら、
後は迷わず、ジョキ、ジョキ、ジョキ。
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その光景を見ていて「???」。
 
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型紙に入れられている切り込み。
生地を切る時には関係ないようですが、一体なんでしょう。
 
型紙に合わせて切った生地の縁を裏返して
 
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こんな風に、しるしを入れています。
 
尋ねてみると、生地を縫い合わせる時、このしるしを目印にすると
作業がしやすいのだとか。
縫製を担当するスタッフには年配の人もいるので、
細かい作業が少しでもスムーズに進むようにしるしをつけているのだそうです。
 
自宅用にクッションを作るなら別ですが、
何十、何百と生地を切ることを考えれば、
しるしをつける作業だって、ひと手間なはず。
 
一緒にソファをつくる仲間の顔が見えているからこその気遣いですよね。
 
そんな気持ちで仕事をしているから、
ソファを使う人、つまりお客様に対しても同じ気持ちが持てるんだろうな。
 
1枚の生地からいろいろな気持ちが透けて見えた午後でした。
 
 
                                               はまこ。