ソファについてのいろいろ話(30)「ソファとファブリック(番外編)」

ソファについてのいろいろ話

iroirobanashi

ソファまわりの色々な事柄について見聞きしたこと、感じたことを綴ってまいります。
よろしくお付き合い下さい。
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第30回テーマ 「 ソファとファブリック(番外編) 」
 
ソファについてのいろいろ話、第28回
sofa【FSB】に ACD-IDという
グラデーションが特徴の生地を選んだ理由をご紹介しました。
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その後、スタッフから、
 
「面が広いソファだからACDのグラデーションや柄が生きるのはわかる。
じゃあ、衣替えする前に柄ナシのシンプルな生地SC-GR(グレー)を
合わせた理由はなんだろう?」
 
「sofa【FSB】× SC の組み合わせ。なんだか変化がなくて
正直、あまり良さが分からないんだよね」
 
という疑問や告白が寄せられました。
 
 
衣替え前の画像はこちら ↓
FSB
 
 
確かに一見しただけでは、平面的で面白みがないと感じる人もいるかもしれません。
 
 
実は、イタリアの生地メーカーからやってきたプロたちからは大好評だったこの組み合わせ。
ここにもソファデザイナーの「技」がありました。
 
 
 
広い座面や背中の面をスクリーンやキャンバスに見立てることができる大型のソファ
×
絵柄を楽しむファブリック
 
この組み合わせは相性が良いですが、
色や素材など生地そのものの魅力を引き立てる場合も
面が広いソファはとても相性がいいそうです。
 
 
 なるほど、ごく短く起毛したフェルトのような風合いや
生地自体に厚みがあることから生まれるやわらかさや温かさといった
ファブリックの印象は強く残りますね。
 
 
ソファとファブリックの関係。
知れば知るほど奥深い世界なので、迷ったり、分からなかったりした時は、
遠慮なくプロの力を借りてしまいましょう。
 
GRAVITAの経験豊富なスタッフにいつでも相談してください。
 
 
 
 
 
                                      2014.10.19