ソファについてのいろいろ話(25) 「機能とバランス（３）」
ソファまわりの色々な事柄について見聞きしたこと、感じたことを綴ってまいります。
よろしくお付き合い下さい。
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第２５回テーマ「 機能とバランス（３） 」
美人の条件って知っていますか？
人それぞれ、思い浮かぶことはあると思いますが、
顔のつくりがシンメトリー（左右対称）であること。
もその一つだそうです。
人間だけでなく、車や家具といった「モノ」も、
美しいデザインは左右対称。
ただ、バランスのとれた完璧なデザインは、
見た瞬間は美しい！と感じても
なぜか長く印象に残らないのだとか。
それを踏まえて、GRAVITAのソファは
“長く愛着を持って使える”デザインが施されています。
例えば、【sofaEE】
ソファの下部分がアーチを描いています。
これは、直線的なデザインの中に“抜け”を作ったもの。
こうすることで、柔らかい雰囲気が加わり、
どんなリビングにもなじみやすくなるのです。
さらにこちら[sofaT]
[sofaT]安定感の出る肘掛けの延長線上ではなく、
あえて内側に脚を配置。
さらに、やや高めで丸みを帯びた脚を選んだことで
軽快な印象を作っています。
sofaEEならアーチ部分、sofaTなら脚だけに目がいかないよう、
全体のバランスの中でさりげなく“抜け”を作り、
ソファ全体の魅力にする。
これプロデザイナーの技なんですね。
２０１４．８．１５